僕が数年前まで存在すら 認識していなかった人間が
今宵僕と同じ部屋で 日が昇るまで一緒の不思議

知らない振りして目を瞑った 駅前に転がるおじいさん
懇願することにも疲れて 無邪気な笑顔はとうに捨てた
過激派の連中と 一緒にされるのは心外だが
もう少し人間には 慈悲ってもんがあると信じてた
目を開いて耳を立てて 知らないことをインプット
誰より賢い なんでも知っている人になる
知識だけ詰め込んだ 僕がこの世で一番嫌いな人に
なってみる そして同じ土俵で戦う

知らないことだと割り切った 言い訳ばかりをして逃げた
その場しのぎは楽だった 知ってる振りして過ごしてきた
も一度同じシチュエーション 問題だけは見たことあるな
だけれど僕は答えを知らない 答えから目を背けてきた
記憶原理主義者の 戯言は聞き飽きたんだ
頭に詰め込んだそれを 生かす頭はないらしい
触って動いて声を上げて 新しいデバイスをインストール
思いを伝える 手段なんて選んでられないから
知識だけ詰め込んだ 僕がこの世で一番嫌いな人より
一歩先に行く 高いところから見下ろす

僕が数年前まで存在すら 認識していなかった人間が
今宵僕と同じ部屋で 日が昇るまで語り合うんだ
決闘前夜 あなたがたも僕も
決闘前夜 今日も明日も
マウントしてマウントして この世界の全部を知れ
知の塊は魂と化し 光と声は空へ届く
貪欲にかき集めろ だけどそれで満足するな
武器を得たなら戦え 新しい火が灯るまで
新しい太陽が昇るまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

マウント

(山じゃ)ないです。斎条です。
説明文欄を長々書くと気づいたら消えてる現象にいい加減終止符を打つべくたいしたことかきません。ダメージ軽減。

閲覧数:44

投稿日:2015/08/03 12:25:33

文字数:642文字

カテゴリ:歌詞

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