草原の影

(A1)
空 光は青く満ちて
道 緑の中を続く

(B1)
軋む 古い荷馬車が
ゆらり 丘 越えてく

(S1)
夏の朝は 薫る風が渡り
遠い森の 鳥の声を運ぶ
小さな川 渡る橋の木陰
足を浸し 二人 水を跳ねる



(A2)
頬 ほんのり紅く染めて
ほら 夕日は早く 沈む

(B1)
影を 長く落とし
帰り道 駆けてく    

(S2)
秋の夕べ 風は北に変わり
金と銀の 穂を揺らして過ぎる
別れ際に 小さく振る 右手
それぞれ待つ 白い煙 甘く


(C)
いつも 寝床 抜け出しては
星座 見て話す
夢は いつか離れ
遠く 丘 越えてく


(S3)
あなたは もう 汽車の走る都会(まち)へ
わたしは 今 馬車に乗って 西へ
丘の上で振り向いたら 影が
二つ並び 小さく手を振った
  

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

草原の影(通常表記)

霧姫さんコラボ 歌詞(通常表記)
かなカナは前のバージョンにアップ予定。

閲覧数:253

投稿日:2018/04/01 06:01:14

文字数:357文字

カテゴリ:歌詞

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