空想座流星群　offvocal

BPM191-198(途中から少しずつ加速します)

あの子の鞄は星が詰まってて
夜に光って流れ星みたい
あの子の鞄は空想が詰まってて
それを使って飛ぼうとしてるみたいなんだ

光ってるんだから目立つのは当たり前だろう
君はブランコで飛ぼうとしてたけど
チェーン切れたところで　僕に捕まった
泣きべそそこそこに　笑い出す君

「昼間に泣いてばかりの私は　夜に空想で飛べるの。」

光る鞄の星明りにして　手を繋ぎ世界を夜巡り
汚れた街も隠す闇で
綺麗な目のまま　今夜だけ笑える

空回りの昼間に　ためた空想は
日差しの中では　ただの石ころだけど
優しい闇夜に そいつは光りだす
昼間の涙も　勇気になるよ

ブランコから揺れる世界
僕が背中押す　君は飛び上がる
一筋の光、流れた

流れた星を今日も探すよ
叶えた君の影　今日も追うけど
はぐれた空想　今も探すよ
あの日のブランコから　星を待つだけ
「夜に空想で飛べるの」
僕も思ってた

君は...
存在すらしないんだね
夢見て生き抜く人なんて

君は僕の空想？ そうだとしても
僕は憶えてる きれいな目のまま

そっちの世界はどう？
僕は相変わらず生きづらくて
夜に逃げ込んで 星を眺める毎日です

今夜三時観測される流星群に 君を見つけたら
願い事 言ってみようかな