僕は公立高校に通う健全男子でリアル彼女はまだいない
好きなアーティストの曲聞きながら自転車ひいて門を出た
「初めまして未来の彼女です」と女の子が立っていた


僕のタイプは好きなアーティストで彼女は正直タイプじゃない
だけど服装だけは結構好みでニーソとかスカートとかいいねなんて
「私は二年先から来ました」話がぶっ飛んでた

メンヘラのコピペを思い出した
チキンな僕は荷物を投げた
部活で使った濡れた海パンが未来の彼女の顔に当たった


濡れた海パンを肩に掛けたまま彼女は満面の笑みで話を続けている
かなりぶっ飛んた話だが彼女の差し出した定期には二年後の日付
「私の話をよく聞いて」彼女は二年後に死ぬらしい


今の志望校に来てはダメ
来てもあの部に入ってはダメ
入っても私にかかわってはいけない
私は君を不幸にしてしまうから

そう言って彼女は消えてしまった
ネガティブなとこも僕のタイプではない
だけどそんな彼女を何故愛したのか
嘘か本当かもわからないから彼女に遇いに行こうかな
高校最後の夏の日のことでした


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

フューチャーガールと健全男子

不真面目な真面目を目指してみた。
某Pさんみたいになってしまったが…

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投稿日:2012/06/30 14:55:59

文字数:459文字

カテゴリ:歌詞

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