明るいのに　その空からは雫が
外を見れば雨の音　君の歌う孤独な歌

誰も何も信じてないような
君のその瞳（め）で世界は何色に見えてるの？
全てを吸い込みそうな黒い瞳（ひとみ）が
あたしの全てを奪っていく

寂しければ空を見よう
苦しければ傷つけよう
痛かったら助けを乞おう
泣きたかったら君を呼ぼう

黒い小動物が
あたしのココロに入り込む

最近笑顔を増えてきた君に
何かを授けるとしたら再び孤独を与えよう
君は孤独が似合ってる
そしてまたあたしに助けを乞えばいい

寂しければ君を見よう
苦しければ君を攫（さら）おう
痛かったら君を道連れに
泣きたかったら君の胸で

ココロにいた小動物が
溜まらなく愛おしいのです

君には孤独が丁度いい
君の荷物の重さは
あたしだけが知っていればいい
他の人に笑顔を向けないで

小動物はいつのまにか
わたしの檻から逃げ出しました

イッソ繋イデシマオウカ
太イ太イ長イ鎖デ
繋イデシマエバ怖クナイ
ズット君ハワタシノモノ

モウ二度トハ逃ゲ出セナイ
黒猫ハワタシノモノ

クロをほしがったシロい子は
悲しいほど赤くなりました