彼が止まった夕方
砂場のお城が崩れてた
空は青 くすんでいて
風が笑ったようだった

突然消えた 彼
ずっと掴んでいたのに
蛇口から ポツリ
水の粒が落ちたように


ラジカセを壊していたの
パソコンを投げ捨てたの
「どこにいるの?」
虚ろに叫んで
叫んで、叫んで!サケンデ!!

狂ったステップ きざみ
踊り場でもつれ息切れ
かかとから コツン
ドアを開いてヘリポート


突然消えた 彼
ずっと掴んでいたのに
空から ポツリ
雨の粒が落ちたように


彼が消えた夕方
私の時計が止まってた
空は赤 くすんでいて
私が泣いたようだった


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

さよなら雨雲。

亡くなった-愛した-ものは戻らない。

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投稿日:2010/11/09 23:00:17

文字数:283文字

カテゴリ:歌詞

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