陽が落ちていく帰り道 橋の向こうに葉桜がポツリ
枝を満たした青さに見とれて 僕はつい話しかけた  

溢れそうな葉桜が言った 滑り落ちた君の言葉と
思い出した日全部吸い取って 花を咲かすよ次の春までに

皆とは違う帰り道 橋の向こうに葉桜がポツリ
隙間風にそっと誘われて 僕はつい話しかけた

溢れそうな葉桜が言った 滑り落ちた君の言葉と
思い出した日全部吸い取って 花を咲かすよ次の春までに
 
街の人らに塞がれた 橋の向こうに葉桜がポツリ
新しく道を作るって 勝手に決められた

溢れそうな葉桜が言った 滑り落ちた君の言葉と
思い出した日全部吸い取って 花を咲かすよ次の春までに

今日が最後の帰り道  橋の向こうに葉桜がポツリ
次の春にはもう会えないんだ 僕はつい話しかけた

溢れそうな葉桜が言った 滑り落ちた君の言葉と
思い出した日全部吸い取って 花を咲かすよ次の春までに

僕は本当のことを言えずに
何か言わなくちゃ 伝えようとしたとき
とっさに出た 綺麗だねなんて
皮肉で不器用な 言の葉

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

葉桜が咲いていた 歌詞

閲覧数:70

投稿日:2022/05/01 16:45:46

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

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