動かない手で
君に触れようとした
でも
やっぱり動かないから
苦し紛れの苦い笑顔しかできなくて
それを見た君は
悲しそうに笑い返した

いつかまた
また海に行こう
二人だけの幸せを
小さな幸福の火を灯そう
いつかそう語り合ったけど
今の僕じゃ
とても叶えられそうにない

身体は震えて、気休めの言葉も思いつかなくて
心は不安と諦めでいっぱいだけど
でも君は
君は羽ばたけるんだから
どうか自由に生きておくれと願いながら
僕は
青空が痛い夏の日
僕は
萎えた足で
断頭台への道を踏み出した

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  • オリジナルライセンス

旅立ち

断頭台への道を踏み出した―

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投稿日:2024/03/23 22:04:22

文字数:243文字

カテゴリ:歌詞

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