書籍に囲まれた部屋の 小さな 窓から見える
空の色はずっと モノクロームだと思ってた


本当の空の色は何だろう
不思議に思ってた
ドアのないこの部屋から空を
ずっと眺めてた

僕はある日気づく
書籍を積み上げれば
窓に手が届きこの部屋から
抜け出せる事を

モノクロームの空の本当の色を知るために
想像を膨らませながら
読んだ書籍を

積み重ねて 積み重ねて
窓に達して 手を伸ばして

さあ飛びだそう

青い青い雲ひとつない空が見える
紅く紅く火照った空が見える

モノクロームに見えていた空は
こんなにも鮮やかな表情を見せた

空は幾度となく色と表情を変えてゆくけど
自分自身の解釈で 見える色は変わる
次は自分の色で 自分の空を描ける
今度は何色にしようか? イメージを拡張する

本当の空は 自分自身で定めるものだった
複雑な感情は置いて 直感で描け!

何色でもいい 透明でもいい
塗り潰してもいい 何をしてもいい!
さぁ筆を取れ

僕は 描く 彗星が輝く空を
僕は 描く 月明かりが照らす空を
モノクロームに見えていた空は
星を散りばめた絵画になった

書籍に囲まれた部屋で 小さくなってた自分は
あのまま埋もれて塞がってたかもしれない
もしも 声を伝えられるなら 過去に戻れるのなら
こんなにも輝いている空が見えると伝えたい

青く 青く 雲ひとつない空を描く
紅く 紅く 火照った空を描く
モノクロームに見えていた空を
こんなにも鮮やかな表情に変えた

遠く 深く どこまでも続く空を
僕は 進む 果てのない旅が始まる
モノクロームに見えていた空は
銀河を見渡せる絵画になった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

モノクローム

閲覧数:88

投稿日:2022/06/09 13:49:16

文字数:697文字

カテゴリ:歌詞

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