ずっと夢見ていた この愛しき景色
そっと目を閉じて祈ったの 玉簾の夢を…

2人で駆け巡る 木の葉舞う紅の路(じ)
私の幼心に焼き付いた声

何処までも広がる草原に寝転び
君と共に手を絡め 観た十六夜の月

今見つめるもの 全て朽ち果てて
消える日来るのでしょうか?

そんな日が来ないよ‹う›に
風に載せた願い

空へ吸い込まれた 舞い踊る旋風
それも色褪せた記憶へと還ってしまうのか

澄む瞳に映る 遥か先の未来へ
君と微笑(わら)って歩いてゆく 
玉簾の道を 玉簾の道を…

季節走り抜け 春想う頃に
また訪れる長月

同じ距離保ったまま
木枯包まれる

想い伝えたとて 叶う契などない
あの日観た十六夜月(づき)のよ‹う›に躊躇うこの心

涙 瑞雨(ずいう)となり掌(たなごころ)にちらつく
陽差し沁み渡るは夢恋いし
玉簾の華よ 玉簾の華よ…

右手に握ってる 君の手と玉簾
滅びる刻が来たとしても手放せなどしない

ずっと夢見ていた この愛しき景色
そっと手を伸ばし掴んだの
玉簾の夢を 玉簾の夢を…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夢恋いし玉簾

玉簾の花言葉は「穢れなき愛」です。
「玉簾」の部分を花言葉に置き換えて
考えてもらえると良いかなと思います。

読み方を指定したほうがいいと思った漢字は
直後に()で書きました。

‹›内の文字は発音しません。

閲覧数:182

投稿日:2017/05/29 20:33:26

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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