星光ネオン off vocal（-3キー）

【lyric】
退廃色に染まった 見慣れた夜を歩く
何もかも混ざり合って いつか身体も溶けてしまう
頭に流れる不快なノイズ音は
きっと明日の朝にはネオンと共に消え去るだろう

行き違う人たちがふと皆透明に見えた
馬鹿な話でしょ？それはきっと僕の方なのに

いつも夢描いてた あの星のように
奇麗なまま居られたらなんて あまりにも過ぎた願いを
「どうかどうか君だけは 僕のこと置いていかないで」
そんな我儘には 鍵をかけてしまおう

大概人間はいつだって 見えない何かに怯えてる
それは暗い夜闇か はたまた黒い悪意の影？
巷に流れる愚劣な噂話も
きっと明日の朝には星光と共に消え去るだろう

空に梯子をかけるような虚しさがずっと渦巻いている
狂おしく愛おしい あの日の想いを伴いながら

光を乞うことが もしも許されるのならば
今にも消え入りそうな あの朽ちた星に願いを
「どうかどうか縋らせて」
惨めな祈り届くのなら 僕じゃなくていいさ
君の傍で泣くのは

鮮やかな感情が 薄れゆくこと恐れてる
君も同じでしょ？青い液晶に問いかける

浮かぶ雲の形を 気にも留めなくなったのは
いつのことだったろうか 考えるだけ哀しいや
「どうかどうか行かないで」
手を伸ばしても追いつかない
過ぎ去る思い出は夜空の星みたいだ

いつも夢描いてた あの頃のように奇麗な
心はもう無いけれど 作り上げた光灯し
きっときっとあの星はまだどこかで輝いている
なんて歌い今日も夜空の下を歩く