憧れたのは遥かな空
この背に翼はないけれど
「今」はすぐに「昔」になる
もう遅いなんて それ言い訳だろ

醜い現実に刺し貫らぬかれても
また歩き始めるのは それでもたのしいから

君の行きたい場所へ連れて行ってよ
手を繋いで　同じ風を感じて
どんなに遠くても どれだけかかっても
一歩踏み出そう 世界へ

望んだのは輝く空
羽ばたくすべなどないけれど
「いつか」はすぐに「今」にできる
まだ早いなんて それごまかしだろ

あの日出会って 空は広がっていった
何度迷っても君に手を引かれ
つまづいた君の手を引いて

立ちはだかる現実が時間を奪い取って
咬みついた毎日が余裕を喰い荒らして
見失い 膝をつき あきらめそうになっても
また走り始めるのは やっぱり好きだから

いつでもいくつでもどこにだって答えはある

君の知らない景色 見せてあげるよ
手を繋いで　違う風を捕まえて
いろんな空の下 いろんな初めての
心揺れる世界が

誰も知らない未来 探して行こうよ
手を繋いで　新たな風 信じて
一緒だからこそ辿り着ける光
体震わせる 涙があふれる
君と笑いあえる世界へ