1A
暗い小道ひたひたとゆく
木立の向こうで影も揺れ
そこは森の秘密のサロン
さあ仮面をどうぞ

1A‘
深夜のしじま壊さぬように
月の光の下マスカレード
さざめくような愛の言葉も
闇に吸い込まれて

1B
オルゴールがオーケストラ
好みのステップ踏んで
悪魔魔女死神でも
いまは関係ないでしょう

1サビ
しらじらと夜が明けてく
それでは皆様ごきげんよう
私ただのメイドに戻る
そう仮面被って

2A‘
月に一度催される
三日月の下でマスカレード
幾度もダンス誘うあなたは
どの私を見てる

2B
「朝が来ても帰らないで」
そんなお約束ね
いまはただ踊りましょう
星も暗くいい夜だわ

2サビ
甘い夜が明けていく
誰より早く小道駆ける
私はしがないただのメイド
エプロンがお似合い

3B
期待したら自分の負け
だけどずっと離れない
仮面の奥あの瞳に
私の想い募っていく

3サビ
ああ運命の夜のダンス
朝の中で仮面落としても
離れなかったあなたの指が
私を引き寄せる