導入
あの頃に描いていた
大人という未来像は
あまりにも煌めいて
まやかしだったんだ
1番
朝起きて、顔を洗って、歯を磨く
朝ごはんは大事って言うけど
何だか食べる気がしなかった
髪を梳かして、服着替えて、靴を履く
「いってきます」の言葉を
静まり返った部屋へ向かって投げた
サビ前
仕事とか学校とかやることはあるのに
ずっと頭に浮かぶのは「帰りたい」で
ため息が溢れて足が止まりそうになる
ふとした時に考えてしまうんだ
「自分は何のために生きてるんだろう」
サビ
子供の頃は大人に強く憧れた
あんなにも焦がれた未来なのに
ショーウィンドウに写るのは
現在(いま)のくすんだ大人
全てに疲れ諦めかけた自分だ
どんなに夢描いてたって、と
自分には無理なんだ、と
勝手に決めつけて逃げた制服姿
あの日の景色が浮かんで空に透けた
2番
全部終わって、帰って、またため息を零す
今日も疲れたと重い足取りで
布団の海に勢いよく飛び込んだ
コンビニの惣菜と、親しんだ缶ビール
ここ最近きちんとしたご飯は
そういえば食べてないな
くだらないTVを見ながらふと思った
サビ前
こんな毎日を繰り返している
そんな大人になりたかった訳じゃない
もっと明るく未来を歩んでいる
ドラマみたいに素敵な姿のはずなのに
「自分はいったい何をしてるんだろう」
サビ
子供の頃に夢を抱いて語った
あんなに煌めいていた未来なのに
全ての景色がくすんで見えるのは
紛れもなく社会の荒波に呑まれた
ボロボロで傷だらけの自分だ
何でこんなことになったのか、と
お前には何も出来やしない、と
あの頃のままの自分が影になって
耳鳴りのように恨み言を吐くんだ
ラストサビ前
机上の空論、絵に描いたような夢
想像する人生計画はそりゃ理想だが
自分が目指す理由がなければ始まらない
自分が本気になれなきゃ始まらない
成功する大人は僅かしかいないが
その大人だって努力を怠らなかった
逃げ出さず、壁を何度も乗り越えた人だ
逃げ出した自分に夢を語る資格は
無いかもしれない
でも、だからこそ、一度見た理想(ゆめ)は
諦めきれる訳が無いんだ
ラストサビ
あの頃に逃げ出した自分に
ずっと負い目を感じていた
過去に恨まれても仕方ないと
現在(いま)もその未来(さき)も諦めた
それすらただの傲慢(エゴ)だったんだ
頑なだった自分の心は剥がれ落ちた
振り返って過去を見つめれば
黄昏の空を背にして佇む自分を
泣き笑いしながら抱き締めるんだ
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