透く 静寂 抱きしめられた 古の摩天楼 灰の夢
明日はなくも 巡りゆくもの 廻らぬ誰か また誰か
空を描く 遠い無謀は 欠けた私と 噛み合わず
過ぎ行くまま 廻されるまま 守りゆくは錆びていた
溶かした私は眺むまま 透過した心は倣うまま
変わらぬを見ては 朽ちを見ず 同じと少しを見送っては 同じになるのだ この街の
ぼかした 夢の降る街は 創らぬ光へ廻り行く
終えた 歯車まだ 終えず終えずと廻る
違えた 世界に遺され 空っぽ 私とこの街と
意義もまた失いまだ 倣って見るまま 在り行くまま

天のがれき 星輝くは 果ての傷と 現実と
届かぬもの 見失っては 覆う感情任せたは
同期しすぎる 思うがままに 走らせては 止まれずに
眠れ眠れ 壊し行くなら この心を 凍らせて
空虚に私を作り上げ 流れる過去ただ見ないまま
覗いた星また見上げては 夢見た先から逃げ続け 変えずにいるのだ この街の
つながり断った歯車は 廻さず廻らず 在り続け
終えた街はずっと 終えど終われど廻る
「私」が壊した世界で 生きぬは数多の輝きと
意思もなく意味もなくし 終えるを待っては 次を待たず

月光 照らされ 忘れ行く街は そよかぜ 草花 揺れる
壊れた夢たち 廻った命が 壊れた私の意味なら 守り抜け

透過して止めた歯車を 最期に おだやか まわすのは
星と 廻り廻る 終えることない循環
創られ 私 廻るなら 描くは 優しく照らす未来
意義は今無くならない 想って為すのは 生かせるために

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

創廻のコグウィル

閲覧数:63

投稿日:2021/08/18 06:29:36

文字数:640文字

カテゴリ:歌詞

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