君にさよなら告げたのは
春一番が吹いた頃



傍にいるのが苦しくて
いつも君のこと考える
そんな自分が嫌になり
逃げるように別れを決めた

ブランコ揺れる公園で
憶えているのはエナメルの靴
まだ堅い桜の蕾



季節は巡り時は過ぎ
ようやく気付けたことがある
自分ばかりを見ていたと
独りよがりに逃げていた

風は温(ぬる)んでいたけれど
桜の蕾は未熟で堅く 
悔やむばかりの青い恋



今は君のことを考える
君にはどんな恋でした?
あれは春一番が吹いた頃

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春一番が吹いた頃

そろそろ春めいてきたので、春の詞を書いてみました。春なのに終わった恋の詞になっています。
あー、そんな頃もあったなあと思い出しながら書きました。

閲覧数:112

投稿日:2010/03/05 23:02:43

文字数:250文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました