冷たい雨が降る場所で 無力なふたつの手のひら
僅かな光に縋り付いて 朝が来ることだけを祈っていた
どんなに小さなきっかけでもいいから 震える手足を解けるように
ありふれている言葉ならば あなたの声で聴かせてほしい
ありきたりな歌を歌う 私の声はどこまで聴こえているのだろう
記憶のすべてを失くす瞬間は あなたの隣がいい

黄色い花が咲く場所で 開いたふたつの手のひら
微かな炎にしがみついて 夜が行くことだけを願っていた
どんなに大きな間隔でもいいから 震える心を解けるように
ありふれている旋律なら あなたの音で伝えてほしい
ありきたりな歌を歌う 私の音はいつまで残っているのだろう
記憶のすべてを失くす瞬間は あなたの隣がいい

手探りの日々が過ぎていく どこにいるのかもわからなくて
立ち止まりたくなってしまう 青い鳥はまだ遥か彼方
もう一度だけ
ありふれている言葉ならば あなたの声で聴かせてほしい
ありきたりな歌を歌う 私の声はどこまで聴こえているのだろう
記憶のすべてを失くす瞬間は あなたの隣がいい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ありきたりな歌

閲覧数:702

投稿日:2021/03/12 22:23:12

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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