怠惰な安堵でちょっとさ
崩れてしまったよ
案外脆かったね
案外脆かったね

丁度良いはどこにもないから
「君のせいにできたらよかったなあ」

いつからはじまった
冷えた電球を触っていた
くだらないとかさ
冗談でも言わないでね

胃の奥の奥に溜まった
鉛に少しずつ侵されて
動けなくなっていく身体を
他人事のように見つめていた

見せびらかす事もできないで
抱えたわりに扱えなくて
自分で自分の頭を撫でた

望んでいたものはなんだ
望んでいたものはなんだ
幸せだけを分け合っていこうよ
嫌なものは全部置いていきたいのに

君が君が君が君が
ちゃんと触れようとするから
私もいつかを待てる気がしてしまう


光がぼやけると
美しいからさ
私は
視力が落ちた
ことに感謝しているよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ENDOKU

鉛毒

言葉は消化できない

閲覧数:1,521

投稿日:2020/02/28 23:34:38

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました