※この先、卑猥な表現があります。


「あ！リント君おかえりぃ」

「おーリンちゃん眠そうだね」

「うん・・・寝て良い？」

「だーめ。まだ何も服従してもらってないし」


「寝れないようにしてあげる」


「ふぇ？」


ドンっと大きい手が私をベッドに倒した。


「なにｓ・・・」


手首をがしっと掴まれて、リント君の顔がすぐそこにある。


「離してよ」


「服従」


耳に息がかかる。


「ひゃっ」


「するんでしょ？」


「こんなのヤだよ、んッッ」


口を塞がれた。もちろん、唇で。

舌が口内に入ってくるのがたまらなく嫌で、気持ち悪かった。

ファーストキスは好きな人とって夢見てたのになぁ・・・

私の呼吸はどんどん不規則になってきて、苦しくて、涙が浮かんできた。


ようやく離れた時には失神しかけていた。


「ッはぁっはぁ・・・」


「抵抗ってのは俺の大好物だから。覚えといてね」


「な、んでこんな、こと・・・」


「決まってるじゃん。好きだから苛めたくなる」


「私は好きじゃな、ひゃ、ぁん」


リント君の指先がスカートの中の足の付け根を触る。


「声エロい」


「ゃめっぁ」


「やっぱ感じやすいんだ？」


リント君の片手が器用に制服のスカートの下に着ている下着を脱がす。


「やめてぇぇっ」


「だってスカート脱がすのめんどくさいし」


「そういう、問題じゃっ、ひゃぁ、リントく・・やめっ」


嫌な所を弄られて、ただただ喘ぐしかない。

快楽。もっとやってという欲求と、

恐怖。誰か助けてという怖さが、

混ざって何が何だか分からなくなった。


「もっとしてほしい？」


そんなことを言われても分からないから、反応をしなかった。


でもすぐに意地悪な手が伸びてきて・・・


「ゃあッッさわっちゃ、やぁぁ」


何故かレン君に会いたいと思った。

助けて欲しいと思った。


ドーン！

何の音かな・・・

「リントが犯行前に自首してきたから捕まえに来た」

聞き覚えのある低くて優しい声。