サラサラ、サラサラと
 真っ白な紙に
 黒い文字が書かれていく。

 カリカリ、カリカリと
 あたしのありったけの気持ち
 ゆっくり書き出していくの。


 「そんなことやるなら
  直接言えばいいのに」

 はた、何を言うのクオくん。
 乙女の行為を無駄にするの?

 呆れた顔しないで
 一文字一文字丁寧に
 書かれてく、増えていく気持ち
 きちんと見るがいいわ!

 「ミクって字、変」
 「こっちのが可愛いの」

 硬筆のような字体は
 好まないわ。
 可愛い字の方が自分までも
 可愛くなれた気がして

 「よく分からん…」

 私の気持ちが分からないのかな
 ってああぁ、行かないで

 「はいっ!」

 黒い文字とカラフルな便箋
 たまに使う赤いハート。

 ボールペン一本じゃ足りなかった
 あなたへの想いを詰め込んだ


 「大好きだよっ!」


 私の精一杯の気持ち












end

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

手書きの気持ち


ミク×クオ

手紙って手書きのが伝わりますよね(´ω`*)

そんなことを思いながら書きました!

ほんわかした恋の気持ちで読んでください*

閲覧数:125

投稿日:2011/05/28 21:56:17

文字数:411文字

カテゴリ:小説

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  • 瓶底眼鏡

    瓶底眼鏡

    ご意見・ご感想

    このミクすっごい可愛い……!ミクをこんなに可愛いと思ったの初めて←

    なんか「ナルシストは罪です」の続きだと勝手に解釈しました←
    ミクの雰囲気が良く似てるぅ←

    2011/05/28 22:41:53

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