ねぇ　明日になれば　制服ももう　着られないんだね 24
着崩してみたり　あんなに大嫌いだったのに 8 14
ねぇ　最後の授業なのに 泣き出す堅物先生 24
抑えていたのに　つられてまたまぶた熱くなる 8 14

課題を忘れ怒られた日も 14
けんかして帰ったあの上り坂も 17
振られて泣いていたあの夜も 14
どうしてこんなにも笑えるんだろう 17

テストなんてなくなれば　いいといつも思ってたのに 24
自由になったこの手で掴みたいことはたくさんあるのに 27
踏み出していいのかも　わからず怖くて震えていた 24
いつも君が背中を　押してくれていたんだね　今気づいた27



ねぇ　今まで照れくさくて　伝えられないでいたけど 24
今日はなんとなく　言えそうな気がするから　聞いて 8 14
ねぇ　君の涙　忘れないよ　一緒にバカした日々も 24
強がりが見せた　消えそうなありがとうの言葉も 8 15

桜がまだ咲かない風景を 14
ベランダから何度も目に焼き付けた17
真っ赤な瞳も写真に残し 15
今日のことを笑い合おうよ　変わらず 17

大人になれば　一人で生きていけると思ってた 24
分かれてしまった道に 急に一人なんだと足がすくんだ27
踏み出せ　君なら大丈夫　何も怖いものはない 24
さあ今だよ　歩き出せと　いつも通り笑う君に僕は27
また背中を押される10　


ありがとう　僕も歩き出すよ 14
君を忘れないよ　　ありがとう 14