さよなら、私は
幸せになりたい

貴方の愛を奇跡に感じた
こんなにも愛されたのは初めてで
貴方の笑顔が好きだった
その笑顔の為ならなんだって
できると思ってた

四角い箱の中
響く嗚咽
鈍い音と甲高い声
心の痣膨れていく恐怖

それでも私は貴方を愛した
痛みと苦しみが幸せでした

壊れた私の心は
そのまま凍てついていった
愛を囁く唇で
貴方は私を殺していった

いつしか私は貴方の人形
何でも言うこときくからだから
お願い許してごめんなさい

罵声と拳と貴方の足と
涙と血薄れる意識

気付いてしまった
私は貴方が怖かった
怖い怖い怖い
助けて誰か助けて

逃げよう逃げてしまおう
私の心が無くなる前に

さよなら、さよなら
裏切ってごめんなさい

さよなら、私は
幸せになりたかった