覚めた両の目が光を取り込む
白んだ街並みは静けさを破る

口をつついたのは聴きなれたメロディー
忘れかけていたハーモニー
涙があふれた

書き掛けのままの手紙を揺らす。風が揺らす。
淡く儚い思い出はあの日のまま
朽ち果てた僕の情熱を、そっと指でなぞる。
優しくするのは誰。
流されるままの日常を、拒み続けるなんてできないさ
だからまた僕は歌を口ずさむ

紡いだ言の葉に答えなどは無く
擦れたこの声はむなしく空に溶ける
歪んだままの僕に警笛を鳴らす
あれは誰なのか、思い出せなくて、

引き出しの奥の古ぼけたダイアリー
寄せては返すメモリー
あぁそうか、あれは僕なんだ

さよなら遠い日の僕の期待とプライドよ
だから今日も僕は・・・

押さえつけられた感情は
深く胸の奥に、青く鈍く燃える
突きつけられた現実を、
今も僕はどこか、夢のことじゃないかって
歩み始めた衝動がひとつひとつと
あふれ出して、抑えきれなくて、言葉を放つ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

インナーチャイルド

10きょくめのかし

閲覧数:136

投稿日:2013/05/09 14:28:36

文字数:412文字

カテゴリ:歌詞

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