週2で通うファミレス
サシで会う初めてのあなた

隣の客の与太話
つまらないなと思いつつ
注文した牡蠣フライを
口に放り込む

テーブル半分
野菜で埋めたあなたに
どうも期待はできないなと

伝票入れる透明なあれは
秀逸コントと竹を思い出させ
あなたは僕にとって刺激的なかぐや姫かと

あがりすぎた僕に比べ
あなたは余裕を見せすぎて
どうか同じくらいの緊張を分け与えたまえ

明らか不競り合いな僕たちを
無言チラ見するは沈黙のホースたち
気にするなと思った時点でもう僕は敗者

あなたに向けたジョークやからかいに
プラスアルファのブラックで
ミルク砂糖は結構ですと

こんな僕でもいいのなら
OKサインはなるべく分かりやすく
見逃しちゃったらいやだから

従来の僕にしてみれば
何はともあれ今宵は祭りだ

あなたにとって控えであろうと
芝の上で入念なウォーミングアップ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

欠けたることしかないと思えば

初投稿作品です。
どうか温かく読んでいただけると幸いです。
これからも何卒。

閲覧数:55

投稿日:2021/12/24 03:48:56

文字数:384文字

カテゴリ:歌詞

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