ジャケット

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【KAITO&鏡音リン】フロンティエール

例えば平らな銀貨の裏表が
出会い惹かれ合うような過ちだらけの初恋
ただ終焉に向うだけの短い夢を
許された現在にがむしゃらに紡いでいた

崩壊は永遠にもまさる刹那
かき鳴らす鼓動の戦慄はいつかの予感のまま
ただ行く手の奈落に気付いたところでもう
止まれぬと熱く歌う魂の旋律

絡めた指 体温を均す
踏み越えた 線の 意味は もう知っていた

誓いのベーゼをさあ その首筋に
苦いだけの葡萄酒だけど 残さず飲み干したら
暴き曝け出した傷を舐め合い
交わす契り 夜と朝の境界で


聖書のページのどこにも救いはない
例えこの罪のための福音を見出したところで
私の唇はその綴りに触れもせず
残された現在を狂おしく貪るだけ

重ねた呼吸 融けあうほど
探していた 独り ずっと やっと それなのに

誓いのベーゼをいま その首筋に
苦いだけの葡萄酒だけど
 残さず飲み干せたら/残さず飲み干すから
 主の御前でこの愛を証そうか/その器にこの愛を満たしましょう
 死が我らを隔てても/あなたがあなたでなくなっても

誓いのベーゼをさあ この首筋に
永久に醒めないくれないで 深く刻み込んだら
咲いて熟れて堕ちた原罪にくちづけ
結ぶ婚礼 「夜が滅ぶ瞬間まで」

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投稿日:2018/06/19 20:28:55

長さ:03:22

ファイルサイズ:7.7MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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