(A)過ぎる日々に僕らは
流れに逆らわずに歩いて
自分の道を進むフリして
誰かの背中を辿っていた

(B)仕方ないさ どうせ僕らは
この荒れた地の一部の欠片
跳んでいこうとしたって
小石に躓く程度の存在のままで

(C)それでいいのと 問いかける誰かに僕は云う
良いわけないさ でも言い訳
並べて繕い また繰り返して

(S)この手を 掠めたのは幼い日の
まだ僕が嘘を知らない頃の
小さい、馬鹿な願いだった
とっくに捨てた願いだった


(A)僕が立ち止まっても
流れは変わらずに ただ、ただ
避けられてまた同じ動作を
気付かずに繰り返していく

(B)仕方ないよ どうせ僕らは
この枯れた地に足を着いて
諦めを運命だって
塗りつぶして下を向いたままで今日を迎えて

(C)それでいいんだ 言い聞かせるように僕は言う
ぼろぼろの盾と 矛振りかざし
傷付けることで 僕を守ってきた




(S)この手を 離したのは幼い日の
そうだ僕が嘘を知った日の
馬鹿な、馬鹿な僕だった
心に押し込めた僕、

(S)この手を 払ったのは馬鹿な僕で
嘘吐きで汚れた馬鹿な僕で
馬鹿で、どうしようもない
けれどたしかに独つの「僕」だ


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

OnE

BkOanKjoUuHhaAHiIkuTOtuTUmo

閲覧数:134

投稿日:2010/10/26 04:57:45

文字数:510文字

カテゴリ:歌詞

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