題知らず offvocal
BPM212
♫
舞う花吹雪
私のせいで何度も何度もただ見つけてほしかっただけ
憐れみと空に
誰も知らない地に足つかないほど滑稽で軽薄な塵のお話
扁桃体から眺めた 樹の下
無縁墓標に続いた
風に瞬いた枝葉どもがまた
諦めかけたようにしなだれた
喜劇を見届けて満足げにも
彼らは元の場所へ帰ったようだ
パーティクラック 後の屑だまりがほら
馬鹿みたいに意味を探してる
それは酷く愚かしくも繰り返した様式
愛をもって灰と為した切れ端また熱を帯び
外が明るく晴れた今日に君に会いに出かけよう
ほら ほら 遊びに行こう
夢みたいだ
ああ
あああ
舞う花吹雪
ありふれたまま誰にも名前を呼ばれない花びら
離れて空に
この一瞬間が輝いた
それがどうも私を惹きつけては離さないんだ
どうしようもないほど美しいものに見えてしまったんだ
ふらりと現れたスーパースターが
引き返した彼らも後に続いた
祭りは終わりだ 当然だけれど
足跡いくつ残してがらんどう
風が散らすゴミ
忘れないでねそんな言葉渡す資格さえもないから
素敵な言葉で
着飾らせたとして側から見りゃそんなものがなんだ
ただ無作為的で意味をなさぬ塵芥
お祭り騒ぎだ寄せ集まりようやく体をなす欠片
ひとつひとつが土に埋まっていくんだな
しょうもない意図を孕んで
ひとつひとつが土に埋まっていくんだな
しょうもない意図を孕んで
一千兆年先で ああ化石になってくれたらいいね
新しい人類に見つかるといいね
そしたら腹の中はからっぽだ
土に混じらせて捨ててしまって
花を描く君
誰の目にも留まらないまま何を思ったの
光を返して
花びらは気づかないほど弱く主役を彩った
舞う花吹雪
ありふれたまま誰にも名前を呼ばれない花びら
離れて空に
この一瞬間が輝いた
それがどうも私を惹きつけては離さないんだ
どうしようもないほど美しいものに見えてしまったんだ
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