「27歳」



俺は27歳で死んだ。

死ぬような苦しみも知ったし、
死ぬような喜びも知った。

俺は27歳で死んだ。

早いとも、遅いとも思わない。
今となっては、当然の結末だったんだ。

俺は27歳で死んだ。

「夏」を味わったよ、痛いほどに！
しかし、それでもなぜか寒かったんだ……。

俺は27歳で死んだ。

……なあ、何が楽しいんだ？
……なあ、何が楽しかった？

俺は27歳で死んだ。


俺は27歳で死んだ。

俺は27歳で死んだ。
俺は27歳で死んだ。
俺は27歳で死んだ。



「心無い人々」にはウンザリだ。
何でそんなに干渉してくるんだ？
関係無いのにさ。関係無いのにさよ！
「心の無い」、ヤツらにはウンザリだ！！

これ以上、ヤツらに与えるコトバなんて無いんだ。
これ以上、ヤツらに与える音楽なんて無いんだ・・・・・・。

ああ、・・・・・・ああ。

もう俺の行き着く先が見えてしまった・・・・・・？
もう俺は、「さらに上へ」なんて行けないのか・・・・・・？



……俺は27歳で死んだ。

クソみたいな栄光も知った。
オトコもオンナも抱いた。抱かれた。

俺は27歳で死んだ。

栄光ゆえの悲しみも、
栄光ゆえの苦しみも……嫌というほど知った！

俺は27歳で死んだ。

金なんて必要以上にあるというのに……
なぜ、なぜ……こんなに苦しいんだ？

俺は27歳で死んだ。

なぜ、なぜこんなに苦しいんだ？
なぜ、なぜこんなにも苦しいんだ？

俺は27歳で死んだ。

金など大していらなかった……
あの「安らぎ」と「情熱」が欲しいんだ……！

俺は27歳で死んだ。

アイツらが、なぜ何も思わずに生きていられるのか、
俺には最後までわからなかった……！！

俺は27歳で死んだ。



俺は27歳で死んだ。


俺は27歳で死んだ。

俺は27歳で死んだ。
俺は27歳で死んだ。
俺は27歳で死んだ。


……それだけだ。それが全てだった。