誰かを殺して僕も死ぬことに世間が冷たくなければ もしそれを正義に挿げ替えることが世間にばれないなら
木星にミサイルを撃ち込んで火をつけて燃やしても 誰もがどうでもいいと一蹴して何も思わなければ


未来に憂いで平和を思って夢へ向かって努力をして それが必ず報われるなんて保証はこの世のどこにも無くて
信じるものは救われるだの書き連ねた本はあっても 救われた理由が全部神のおかげって迷信も甚だしいな
不安定不確定で予測のつかない未来を決めるサイコロ それを握るのは神でも仏でもないただの権力者達
お金が欲しいよ それで何でも買えるんだろ 昔のアメリカ人たちは 命を売り買いしてたんだぜ
権力が欲しいよ それで何でも操れるんだろ 正義だって理だって 自由に捻じ曲げられるんだろ
偽善者のララバイばかり 響き渡る無常な毎日が また始まる

不安定な足場を落ち着かせるためにそこに橋をかけたって その橋の上に立って崩れない保証なんてないし
せっせと買ってた土地建物やら有価証券の数々が いつ暴落を起こして努力が全て水の泡になるとも分からない
愛想を尽かして僕の周りから逃げてく「いい人たち」 カモにしようと僕の脇の中に滑り込んでくる「嫌な人たち」
美貌が欲しいよ それで上辺を繕えるんだろ 適当に生きようとしたって 何とかなるんだろ
名声が欲しいよ それさえあれば敬われんだろ 顔つき出してアピールすれば 欲しいものが降って来るんだろ
恵まれた人ばかり 平等や理不尽を叫びながら 暴力を振るう

誠実真面目で清楚で風紀委員みたいなOLが 実は隠れビッチのヤリマンじゃ無いなんていう保証はないし
有性生殖無性生殖の利点欠点を書き連ねても 突然人間全員がセックスをやめるなんてことない
あしらって諂ってばかりだなぁ 君は


幸せが欲しいよ 本当はそれだけでいいんだ 僕がそう感じられるなら 実は世界なんて要らない

お金が欲しいよ それで何でも買えるんだろ 安心して生きていられるし 死にたいときに死ぬことができる
権力が欲しいよ それで誰でも探せるんだろ 君の事を必ず見つけて そして迎えに来るよ
終焉が見たいよ 世界の破滅が待ち遠しいよ 嫌いな人を粉々に砕いて 灯油をかけても怒られない
平和が欲しいよ 悪が取り除かれた後の世界 僕の嫌いな人が全員死んだ そのあとの世界を

君が欲しいよ 君以外何もいらない 君のそばにいられたならば 僕は死んだって構わない
愛が欲しいよ 偽りだって構わない それで僕が幸せになれれば 僕なんてどうでもいい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

どうでもいい歌

吉田ロイドが歌ったら面白いかななんて思ってる。斎条です。
ぶっちゃけ勢いとストレスで書いてます。歌詞17作目です。
実はこの歌、高橋優の「雑踏の片隅で」から着想を得ています。
この歌はめちゃくちゃ凄いので是非CDを買ったり借りたりして聴いてみてください。

テーマは「絶望」「破滅」のだいたいふたつです。
最近「幸せの定義」が自分の中でだいぶ揺れ動いたこと(と言うより刑事事件)がすぐ僕のそばであったので、それに触発(かっこよく書くとインスパイア)されて書きました。
分かってるけど忘れがちなことの一つに「死」というものがありますよね。まあ普段から意識している人もいるかもですが、僕は忘れがちなんで。ゲホン・・・
今回はその「死の淵」に立たされた人の話です。てかぶっちゃけG3でもいいです。言葉は過激ですが。

優しい口調でゆったりと歌うことを前提に書いた、って書くと違和感を覚える方がいるかもしれませんが本当です。
対比って怖いかんね。

世界平和(笑)とリア充爆発を祈願して、合掌。

閲覧数:103

投稿日:2013/08/17 16:24:20

文字数:1,067文字

カテゴリ:歌詞

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