深紅(あか)い月夜に 響く鐘の音
今宵もひとり紅と戯れ
白い柔肌 描いた線は
音もなく雫を生むだけ

じわりじわりと寄せる波
貴女の指先と似ていた

それは七の月始め ―――

闇の中 開いた鮮やかな花を
縋るように 抱きしめたまま
抑えられない涙と伸ばせない右腕は
綺麗に絶望の夢を見て


蒼白(あお)い月夜に 響く君の音
今宵もひとり記憶に縋れば
宛の無い愛 止め処無い愛
紡がれず消えてゆく

ふわりふわりと舞う雪に
貴女の面影求めて

それは二の月 僕達が
出会った冬のようでした

闇の中 開いた鮮やかな花を
縋るように 抱きしめたまま
抑えられない涙と伸ばせない右腕は
綺麗に絶望の夢を見て


空はただ 瞼を閉ざした牢獄
深紅い記憶に 微笑む花を
甘い蜜 蝕む彼女の愛に僕は
最後まで気付けずに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

serenade

-後悔も 懺悔も 届きやしない
-埋もれた理性を掻き集めても
-貴女は もう 何処にも・・・

このフレーズ入れるか迷ったんですけど、結局外しました。
MEIKOサイドも見て頂けたならば幸いです。

閲覧数:264

投稿日:2008/07/05 19:19:17

文字数:358文字

カテゴリ:歌詞

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