Canning Feelings　yoa

BPM124


あーもういいや　　詰めた息溢れ出す
またそうやって　　嘘吐けばいいのに
あーもういいや　　溜まる水零れ出して
冷たい部屋　　　　闇夜に落ちてく

「あーそれじゃどうしよっか。」　　　
「このまま落ちて行こう。」
そんな偽りの言葉で騙しちゃってさ
ふと気付いて見る　　君の後ろ姿
待って！　僕の声を聞いてよ！

混ざりきった錆びる絵具も
汚れきった僕の心も
どうしたって　何したって
薄れど変わらなくて
空になったこの言の葉も
僕が全部捨てちゃったから？
心打つ孤独の音


月のように　　　　隠し事後ろ手に
またこうやって　　見えぬように閉じ込めて
糸のように　　　　伝わること夢に見ては
君のように　　　　闇に逃げてゆく

「僕を見ないのって　ここに音がないから？」
君は瞼を落として開かないまま
「僕と君はそう　似たものなのかもね」
僕を呼んだ声が聞こえて

消えかかったその音楽も
ノイズだった君の言葉も
どうしたって　何したって
1つの歌だったなら
空になったこの言の葉も
僕が全部無くしてたから？
心揺らす夜の風

濁りきった黒い瞳も
乾ききった涙の痕も
どうしたって　何したって
変わらずあり続けたなら
混ざりきった絵具のように
掠れきったあの音のように
闇に溶け満たしてゆく