愛とか恋とか知らずにいた私に、それを教えてくれた

いつも通り目覚まし時計に起こされてしまった
これがもしも、あなただったならよかったのに

それでも今日は違う、退屈でも耐えられる気がする
ただあなたに逢えるだけで部屋を飛び出せる

愛とか恋とか知らずにいた私に教えてよ
自分よりも大切なものを愛おしく思えるような気持ち

教室には興味のない黒板に書かれた文字
あなたの席、後ろにあるのがすこし悲しい

あなたの視線がもしも私のこと見ていてくれたら
この退屈も悪くない、でも目を見てほしい

空よりもっと澄んでいるあなたの目を覗いたなら
あなたの心の奥まで見透かせたらいいなとすこし思う

いつも素直じゃない友達が私の背中を押す
一生分の勇気をください、今日だけは

愛とか恋とか知らずにいる子どもみたいになる
どうしてあなたの前では女の子になっちゃうのかな

愛とか恋とかを知るにはあなた以外にはいなくて
私も教えてあげたい、ふたりだけの甘酸っぱい毎日を

言わずにいた日々を後悔してしまうくらい
これから一緒にいられたなら、愛の意味がわかるから