<s>
その秘密 ボクにも くれないかな
やがて枯れる時と見縊らないで
逞しく駆け抜ける男(ひと)として
行か無いで 弔うには
未だ 満ちて無い ボクンココロ

[1]
<a>
向こう見ずな性格だって
何も知らない訳じゃ無い
取り繕った「紫」だって
完璧じゃない 馬鹿も頂戴

<b>
(hg)
ぶんぶん回ったって 轟かない
(hg)
ぼくの心は 空色だから
(hg)
托した実り… 外したって
(hg)
怒らないから

<s>
その秘密ボクにもくれないかな
小さい器のわたしなのだけど
沢山の愉しい日々連れていくよ
物語の内をたった1人では駆け抜けないで


[2]
<a>
呂律回ったって助けてと
口に出さなきゃ意味が無い
崩して作った己じゃとても
太刀打ちなぞできたもんじゃない

<b>
立ち込めてる暗雲
口で吹いても消えないもんだ
場数踏んだって仇に成るくらい…
怒れないから

<s>
キミと同じ速度で追い駆けるよ
キミの言葉ボクの耳に届くよう
お願い いつも 黙り疲れたままで
居るのは もう終わりにして十分(いい)
教えて気分 どんな感じ?


[3]
<c>
「万事休せば 大概損する」
誰が云ったの? 舵を離して!
密会 お喋り 得した時間
秘密も夜も 打ち明けた……

<s>
その秘密 ボクにも くれないかな
やがて枯れる時 と見縊らないで
逞しく駆け抜ける男として
行か無いで 弔うには
未だ 落ちて無い ボクンココロ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

駆け抜けるな秘密

 ClariS「border」と神原駿河「the last day of my adolescence」を聴いていたら、浮かんできたメロディに歌詞を付けました。
西尾維新「物語シリーズ」のEDに使われるという設定で歌詞を構成しました。
supercell「君の知らない物語」の歌詞の内容にも寄せました。

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投稿日:2015/01/05 16:55:07

文字数:622文字

カテゴリ:歌詞

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