【平凡と透明人間】

ポケットに仕舞いこんだ さよならの言葉は
誰にも届くことは無いけれど それでいいんじゃないかな
見過ごした悲しみと あの人の涙は
今の僕にはぬぐえやしない きっとそういうものだよ

何も無い部屋に灯った 古ぼけたブラウン管
誰かの笑い声が響いてく まるで泣いてるみたいだ

変わらないものを教えて 失うことのないもの
間違えてばかりのこの僕は なんて愚かなんだろう

眼を閉じてしまう程の 美しい現実に
飲み込まれてく誰かの影を じっと見つめていたんだ

貴方が名前をつけた 平凡(しあわせ)と呼ぶものは
手を伸ばしたら届くほど 僕には容易くないんだ

すれ違う人々の中で 立ち止まることさえも
出来ない僕の存在は きっと幻なんだろう

変わらないものを教えて 失うことのないもの
求めてばかりのこの僕は なんて愚かなんだろう

千切れそうな腕を伸ばす 明日を掴みたいと
不必要な僕にも一つだけ 譲れないものがあるよ

きっと きっと
誰にも見えないこの僕が 君を見つけてあげるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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平凡と透明人間

誰からも必要とされない。
誰かから必要とされたい。
誰かを必要としたい。

難しい。

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投稿日:2011/10/24 23:46:38

文字数:452文字

カテゴリ:歌詞

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