あの空に眩しく輝く夢を追いかける
翼が欲しいと僕に頼んだのは君だろう

後悔はしないとあの時に誓った言葉が
嘘だってくらい僕にはわかっていたのさ

翼を得るのに代償が必要なことは知っていたはず
それでも僕が君に与えた翼は
果たして空を駆けることが出来たのか
それともイカロスの翼にすぎないのか

君が生きるために僕を憎むこと怨む事が必要なのならば
僕は喜んで憎まれ、怨まれよう
それが僕が君に贈った愛情の報いなのだから

錆び付いた心が軋んだ音をたて
あなたのヌクモリが欲しいと醜く叫んでる

だから君が二度と壊れてしまわぬように
粉々になるまで抱きしめてあげる


あの空に眩しく輝く夢を追いかける
翼が欲しいと僕に頼んだのは君だろう

後悔はしないとあの時に誓った言葉が
嘘だってくらい僕にはわかっていたのさ


錆び付いた心が軋んだ音をたて
あなたのヌクモリが欲しいと醜く叫んでる

これで君が僕から離れることが無くなるのなら
それ以上望みはしない


これが僕が君へ贈る、最初で最後のcurse

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

curse

童話の人魚姫をモチーフにしています。
人魚姫に出てくる魔法使いが人魚姫に恋をしていたら。
そんな感情をイメージした詩です。

閲覧数:69

投稿日:2008/05/24 16:41:31

文字数:452文字

カテゴリ:その他

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