あの思い出の喫茶店、いつもの席に座り
いつも必ず頼んでたチョコレートケーキ
卒業式の前の日にキミから勧められて
初めて食べたあの食感をまた味わっている
2月14日の日、恋人たちが渡すチョコレートが
私を寂しくさせるの
それはキミと過ごした日々が終わった後だから、私
顔を逸らして駆け込むように喫茶店に入った
詰まりすぎたあの思い出、思い出すように味わう
キミと私、結び付けた思い出の甘さを
*
少しだけ大人になり少し冒険したい
初めて頼んでみたビターなチョコレートケーキを
一口、口に入れてみたらいつもよりも苦い味覚が
何だかクセになりそうよ
それはキミと過ごした日々を忘れようとしてるのかな
でもそれならばチョコレートケーキそのものを食べないわ
詰まりすぎたあの思い出、消すことなんて出来ないわ
キミと私、また再びここで会いたいほど
それはキミを想うことがずっと私を縛るみたい
でも私このままで孤独は嫌なの
* *
いつかきっと私もまたキミのこと追い駆けたいの
まだ一度も叶ってない私の望むこと
いつかの年、2月14日、この日にキミに会えたなら
私の手で贈りたいの、チョコレートケーキ
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思い出のチョコレートケーキ
kokoneオリジナル曲の3作目。
バレンタインデーが生誕の日というkokoneとしては初めての生誕作品。
元々は7年前の初音ミクのオリジナル曲としてゲームの楽曲募集(実際ピアプロで行われていた)に対する応募作として作ったものだったが、これを歌詞やテンポなどを再構成して人間味のあるミディアムポップに仕上げた。
チョコレートケーキに詰まった思い出、それは彼との思い出だけど今は遠距離恋愛的な状況、それでも思い出を味わうように彼女はいつもの喫茶店に行くとチョコレートケーキを食べていた。
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