A
一人になるとちょっと気楽になる
でもそれって本音かなぁ
ならば陽の光はいらないのかい?
そしたら何が見えるのさ

B
怖い夜が来て 一人になって
泣き出したくなることもあるだろう
やっと朝が来て 鳥の声
聞こえるとほっとできるんだろう

S
コーヒーを入れましょう
コポコポとゆるりと入れましょう
心地良い香りを胸いっぱい吸い込んだら
生きる苦さも気にならなくなるよ


A
当たり前のように太陽は昇る
空っぽの部屋におはようございます
カバンを二つ左手でつかんだら
木彫りの熊に行ってきますしよう

A
つまらない一日もやっと半分
待望のお昼だね
早起きして作ったお弁当
中身はすでにわかってる

B
同じ日々が過ぎ 一人になって
泣き出すことなくベンチに座る
ホッと昼が来て セミの声
日陰で広げた読みかけの文庫

S
コーヒーを飲みましょう
香りはもう飛んでしまったけれど
まだまだ賞味期限じゃないからね
味が落ちても気にせずがんばりましょう

S
コーヒー飲みきった後
なぜか寂しい気分になりませんか
つまらなく繰り返される一日を
切り替えるためまた豆挽きましょう


明日もどうせ同じ一日だけど
せっかく生きてるんだからマメにいきましょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

コーヒー

苦かったり甘かったり、暖かかったり冷たかったり、面倒だったり簡単だったり。
色々あります。
そんなコーヒーの明るい哀歌。

閲覧数:223

投稿日:2011/07/26 16:58:47

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました