明日を待ちながら

A

クローゼットは その役目を終えて
ぼくを夜に沈める
今は 何を隠してるのかい
あれから黙ったままの 君も

A

思い出してしまうのは きっと
切なさを求めてしまうから
傷をつけた心が ぼくを
証明してくれている気がして

B

こうして 体を委ねて 夜を漂う

S

この世界は やがてくる明日を
声を潜めながら待つから ぼくらも
冷えきった底の空気に融けてしまって

朝が来るのを ただ待つだけの
夜は 消えてしまえるくらいに 長いね
優しい気持ちは しずかに溜まる 溜まっていく

A

記憶の中を流れる車窓を
抱きしめている あのスピードを
頬に受けた風の跡をなぞり
下ろした手は空を切るだけ

B

今は 好きな歌も 夜を遠ざけるためだけに

S

この世界は やがてくる明日を
声を潜めながら待つから ぼくらも
冷えきった底の空気に融けてしまって

朝が来るのを ただ待つだけの
夜は 消えてしまえるくらいに 長いね
悲しい気持ちは 回りだして 流れ出ていく

C

こんなに堰き止めてることが苦しいなら
そんな栓は抜いてしまって
一度吐いてしまったら
互いの不満も、後悔も、
あの日への答えも消えてしまうけど
明日には、まっさらな僕ら
それもいいんじゃない?

S

この世界は やがてくる明日を
声を潜めながら待つから ぼくらも
冷えきった底の空気に融けてしまって

朝が来るのを ただ待つだけの
夜は 消えてしまえるくらいに 長いね
悲しい気持ちは 回りだして 流れ出ていく

ここには、ただ優しいだけのぼくら


くろーぜっとは そのやくめを おえて
ぼくを よるに しずめる
いまは なにを かくしてるのかい
あれから だまったままの きみも

おもいだして しまうのは きっと
せつなさをもとめるから
きずを つけた こころが ぼくを
しょうめい してくれてるきがして

こうして
からだを ゆだねて
よるを ただよう

このせかいは やがてくるあすを
こえをひそめながら まつから
ぼくらも ひえきったそこの
くうきに とけてしまって

あさがくるのをただまつだけの
よるは きえてしまえる くらいに ながいね
やさしいきもちは
しすがにたまる

たまってゆく

きおくのなかをながれるしゃそうを
だきしめている あのすぴーどを
ほおにうけた かぜのあとを なぞり
おろしたては くうをきるだけ

いまは
すきなうたも
よるをとおざけるために

このせかいは やがてくるあすを
こえをひそめながら まつから
ぼくらも ひえきったそこの
くうきに とけてしまって

あさがくるのをただまつだけの
よるは きえてしまえる くらいに ながいね
かなしい きもちは
まわりだして

ながれでていく

こんなに せきとめていることが
くるしいのなら
そんなせんはぬいてしまって
いちど はいてしまったら
たがいの ふまんも こうかいも
あのひへのこたえも きえてしまう けど
あしたには まっさらなぼくら
それもいいんじゃない

このせかいは やがてくるあすを
こえをひそめながら まつから
ぼくらも ひえきったそこの
くうきに とけてしまって

あさがくるのをただまつだけの
よるは きえてしまえる くらいに ながいね
かなしい きもちは
ながれだして

ここには ただ
やさしいだけの

ぼくら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【作曲者募集】明日を待ちながら

ここには、ただやさしいだけの、ぼくら。

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投稿日:2019/05/11 08:11:37

文字数:1,420文字

カテゴリ:歌詞

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