鏡に何を写したいの?
心の底から疎ましい

唾棄すべき人間の顔?

愛しい君は艶白無垢
姿を変えては永らえる

神次第陰翳現

透けたものに触れたくても
触れられずにすり抜けるの
切ないよね
だけど誰も縋れなくて
縋りたくて裏切られて
可笑しいでしょ

あの日噛り付いた罪が
痺れ切らしたかのよう
甘く訴えかける脳
きつく縛り上げた跡
幾ら撫でさすろうとも
二度消えてくれない喃

鏡の中は幸せでしょ
心の底から恨めしい

煮え滾る冷血の仇

企つ爪が赤黒悪露
服着た自負さえ駄馬に乗る

寝を集る腕白死胎

眠ることで逃げたいけど
逃げられない闇天井
苦しいのに
愛は何か救わないと
救えなさに腐るものね
素敵だこと

きっと目覚めない瞼
隠して守りたかった
柔く優しくくじく悩
ちゃんと失せてくれたのに
綺麗さが度を越して
疼く刺激施す膿

鏡よ鏡
此の世で一番美しく
此の世で一番醜くて
此の世で一番悲しくて
此の世で一番許されない
いつまで経っても泣いている
めそめそおめおめ垂れ流す
私は誰?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

白雪姫

閲覧数:174

投稿日:2017/10/02 20:14:20

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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