ココロの半分(はんぶん)をこちらへどうぞ
欠(か)けた月(つき)をまんまるにイタシマショウか
さすればあなた様(さま)の曇眼(くもりまなこ)は晴(は)れよう
十五(じゅうご)の夜(よ・よる)には黄金(おうごん)の満月(まんげつ)が嗤(わら)うでしょう

憎(にく)しみが満(み)ちていく 今宵(こよい)も凛(りんりん)と冴(さ)えている
『あなた様(さま)!(う)かないね ちとこっちへ寄(よ)ってごらんなさい』

他人(たにん・ひと)の噂話(うわさばなし)にさえ足元(あしもと)を掬(すく)われイエイエ


カラダの3分の1をこちらへどうぞ
欠けた月をまんまるにイタシマショウか
さすればあなた様に安住(あんじゅう)が訪(おとづ)れよう
枯(か)れた池(いけ)の水面(みなも)にも月が見(み)えよう


劣情(れつじょう)が充(み)ちていく 今宵も深々(しんしん)と冷(ひ)えている
『あなた様?ほらこのままじゃ 病(やまい)、患(わずら)ってしまいます』


他人(たにん)の成功(せいこう)を羨(うらや)んで 劣等感(れっとうかん)に苛(さいな)まれ
既(すで)に(お)わっている関係(かんけい)に 未(いまだ・まだ)だこの手が伸びている
女々しいな ああ

ココロの半分をこちらへどうぞ
欠けた月をまんまるにイタシマショウか
さすればあなた様の曇眼は晴れよう
十五の夜には黄金の満月が嗤うでしょう

カラダの3分の1をこちらへどうぞ
欠けた月をまんまるにイタシマショウか
さすればあなた様に安住が訪れよう
枯れた池の水面にも月が見えよう

穢(けが)れた心身(しんしん)をこちらへどうぞ

満月は輝(かがや)いた 満月は囁(ささや)いた 
『憂(うれ)い消えていく薄命(はくめい)の灯火(ともしび)よ』
満月は煌(きら)めいた 満月は呟(つぶや)いた

『いつの世も神様は薄情(はくじょう)さ 人の世は変わらず、あぁ・・・』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

商人と満月(仮)読み入り

歌詞応募用です

閲覧数:123

投稿日:2017/02/07 22:10:33

文字数:816文字

カテゴリ:歌詞

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