誰かを貶め嘲笑う
今夜もなんだかしょうもない
冷たい水を浴びるように
北十字が泣いていた、の
曇り硝子のランタン
出発までは後、数刻
切符のかけらは屑箱へ
もう戻れないと知っている


馬鹿々々しいと割り切れたら、なあ
未練なんて残んないよなあ
あー、
もうすぐ春が降るんだとか、さ
そんなの関係なかったね


嘘つきだったらなんなのか
誰も君を憐れまないさ
慈悲や愛さえ伽藍としても
「ハルレヤ」なんて祈ってる
水銀みたいねランタン
終着までももう、数刻
感傷全部を塵箱へ
わかっているんだろ?死に損なったのさ


厭世的な夜を歌う、の
あとちょっとでいいから満たしてよ
あー、
もうすぐ春が降るんだから、ねえ
そろそろ許してくれないか


終わらない今日を悔いるより
明日を忘れないように
このどうしたって埋まらない
感情全部を捨てた
あの賛美歌は何番だっけ
一生ここで祈って終わってくの?
わからないな


あーあ、
馬鹿馬鹿しいと笑えたら、なあ
どうしてなんだろうな。
あーあ、
厭世的な人生なんか、さあ
はやく救ってくれよ


あーもう
書き殴ったあの日のこと なんか
忘れる程の言葉をください
幸いにも
寂しらな今日には止まれないからさ
過去に進んでいくんだろう

明日を嘲笑っていくんだろ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

天上、春が降る。

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投稿日:2022/06/22 23:51:04

文字数:553文字

カテゴリ:歌詞

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