『ミカヅキと猫』

静かに去ってゆく足音に
耳を澄ませて

ひゅるりひゅるり
巻き戻したテープみたいな
風が吹く

もう二度と再生されない
レコード抱えて

知りもしない時代の
ノスタルジー浸る

傍においでよ
此処に居るから

呼ばれても呼んでも
君は来ないけど

少し離れた窓の外 三日月
ふわり香る花は幻。

ねぇ…聞いてる?
僕は高い場所が苦手なんだ

振り返っても無視する
華麗なシルエット

ボロボロだったのは
あれ?どっちだったっけ?

君は身体を僕は心を
順番互いに預けたんだ

生きることを諦めた日に
生き抜くと決めた

細長い尾はタクトみたいに
音を運んでくれる

少し離れた窓の外 三日月

ねぇ…聞いてる?
僕は高い場所が苦手なんだ

もう振り返らない
優美なシルエット

ふわり香る 花は幻。

静かに去ってゆく足音に
耳を澄ませて

ひゅるりひゅるり
巻き戻したテープみたいな
風が吹く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ミカヅキと猫

アコースティックな感じで
冬の澄んだ空のイメージのある作品です。

閲覧数:55

投稿日:2021/01/25 06:12:37

文字数:447文字

カテゴリ:歌詞

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