歌詞
テーマ「ちゅうにっぽくてごめんなさい」

死に絶えそうな夏の日 ぐだる厨二の影横目に追い抜き
駆け出す今日の世界は 虚無の平和の中まわりだす

傷つく少女眺めて 笑う道化の餓鬼見てみぬ振りして
過ぎ去る今日もわたしは 虚無の平和の中笑ってた


消え入りそうな台詞は ほえる政治の声に消されて呆れて
建前だった偽善は うなる猛暑の中虚ろに溶け出し

あきらめきったところへ 無駄に心(ハート)の声尖って聴こえる
嫌いになった世界で 虚無の平和の歌うたってた


嘆き語るあなたの声 耳ふさぎ歌っていたけれど
なぜか語る言葉 とざした耳に響いてきた


重ね重ね積み上げ崩す 積み木の上に君は生きてる
役目を果たせ その日のために消え行く者の分まで叫べと

回る回る時計の針は 歪んだ時間示し始める
眺める今日の世界は 嫌に酷くて光ってた


夕立去った夏の日 腐る厨二の目を虚ろに捉えて
振り向く今日の世界は 虚無の平和の鐘錆つき崩れる

死んでく道化眺めて 笑う少女の声視界を揺るがす
逃げ出す今日のわたしは 終わる平和の中涙する

嘆き語るあなたの声 解らずに過ごしていたけれど
今は解る意味も 果たす事もやるべき日も

重ね重ね積み上げ崩す 積み木の様に崩れる舞台で
役目を果たす わたしはひとり舞台で歌う滅びの賛歌を

錆付きとまる時計の針は 歪(いびつ)な時間示し続ける
眺める今日の世界は 嫌に綺麗で狂ってた


気付けばたった独りで 夏の数奇な世の終焉(おわり)にいた
あなたはそっと呟く 
これで消える、この噺も。終わるんだよ、じゃあさよなら。


重ね重ね積み上げ崩す 積み木の日々に栞を挟んで
役目を終える わたしはひとり世界の輪から転がり落ちてく

まわり出した時計の針は 歪んだ時間糺(ただ)し始める
さよなら今日のわたしよ これで終わりね・・・

重ね重ね積み上げ崩す 積み木の夢にうなされ目覚めた
役目を遂げた 昨日の日々にぽつりとひとり言葉を手向けた

「ありがと。」空を見上げた 夏の朝日が昇り未来を迎える
眺める今日の世界は 割と綺麗で光ってた

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積み木の少女

歌詞

閲覧数:113

投稿日:2017/08/18 18:22:55

文字数:892文字

カテゴリ:歌詞

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