森で見かけた雪幻の魔女
まるで雪の姫のよう

冷たい声と憂いを帯びた目
淡い恋心 抱いていたのだろうか
あの彼女の顔が忘れられない

ある日の夜 義母(はは)は言う
「此処に長居しすぎた」と
また住処(いえ)を探す 其れは別れ意味する
この翼がなければ…!

──有翼人の末裔である少年は、孤独な魔女と少しずつ距離を縮めていった。
しかし、身を潜めていた住処(いえ)が人間に気付かれそうになり、引っ越すことになった。
彼女をまた独りにしてしまうことを恐れた少年は……

家を飛び出す蒼翼(そうよく)の少年
雪妖精(Erminia)に再び会う為
寂しい思いし続けた 君を癒したい
だけど 嫌な気配が消えなくて

森の奥で見た光景
魔女を狙う衛兵達
噂がひとり歩き
虚構(デマ)が信じられた

怯える彼女を見つけ
優しく声を掛けた
何処にも行けやしない
…なら忌まわしき羽根で!

二人で空を飛び 逃避行
僕らの居場所は人間界(ここ)ではない
流転の先にある 希望の理想郷(ユートピア)へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

蒼翼恋慕譚(lyrics)

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投稿日:2024/03/28 00:52:25

文字数:442文字

カテゴリ:歌詞

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