曲名:統合失調症 ~君に伝えるべきこと~
作詞:ヒャクブンノイチP
作曲:ヒャクブンノイチP
歌唱:鏡音リン
動画:シオコ
絵:Micelle
使用DAW:CubaseAI,VOCALOID4Editor,StudioOne3
BPM:150

(敬称略)

以下、歌詞です。

ねぇ 今まで君に 隠してたことがあるのです
黙っててゴメンね

今まで黙って何も言わずにいた
そんなことをしたのには理由がある

でもねきっと君も過去に
僕と同じような人がいたはずだ
だってこの病気 患う確率 百人に一人
君は今日の今日まで いったい何人の人と会ったの
だからきっといたはずなんだ これから先もいるよね

それでも言えなかったのは 理解してくれるのか怖かったんだ
でもさ君に黙り続けるのはさ それはそれで怖い
だって理解してくれる人がいないと 僕はいつ何をするかわからない

いろいろ考えたよ これを言ったことで
もう友達ではいられない そんな展開になるかもね
でも君に知ってほしい
僕のこと 病気のこと

「統合失調症」

どこまでも広がる自分の世界に引きこもっていたけれど
このことを悩んで考え君に伝えて
それだけで僕の心は 少し楽になった気がする
じゃあさ統合失調症について説明するね

統合失調症 それは幻覚や妄想が主な症状
でも薬を飲むことでだいたい症状収まる病気

だから普通に暮らせるけれど
薬をやめたらまた悪くなる
完治することはほぼないからわかってほしいの―――

薬を飲んでも 完全に治ってはないのです 今もいつでも
どうせこの歌が終わり僕と別れた後
すぐ忘れてしまうんだろ
それかこれを誰かに話すんだろ
それも笑い話のネタとして
知ってんだよ わかってんだよ
どうせ僕は孤独だ

それでも僕は生きる
なぜ生きてるのかは知らないよ
でもね生きる 統合失調症とともに
生きることつらくて 誰かの声にあやつられ
生きてるそんなこの世が 幻覚ならいいのに
もうどれが僕の本当の気持ちなのかわからなくなっていく
統合失調症 自分なんて嫌いだったけど
もう付き合ってく仕方なく
統合失調症

どこまでも広がる自分の世界に引きこもっていたけれど
このことを悩んで考え君に伝えて
それだけで僕の心は 少し楽になった気がする
君まさか僕のその 幻覚とかじゃないよね

どこまでも広がる現実に足を踏み入れた
そこで待っていた人は
僕とか受け入れてくれるのかな
それが怖くて今までは逃げてきたんだ現実から
もし君が受け入れてくれたら 生きていけるよ ね――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

統合失調症 ~君に伝えるべきこと~

Title : 統合失調症 ~君に伝えるべきこと~
Music & Lyrics : ヒャクブンノイチP
Vocal : 鏡音リン
Movie : シオコ
Illust : Micelle
DAW : CubaseAI,VOCALOID4Editor,StudioOne3

おはようございます。統合失調症患者のシオコ / ヒャクブンノイチPです。
人間の100人に1人は発症するとされる統合失調症ですが、まだまだ認知、理解をされていません。
そんな統合失調症を理解をしてもらうために僕ができることは、曲を作ることだと思いました。

今回は、統合失調症患者の「僕」が「君」に自分の病気を明かすときのことを歌にして、鏡音リンちゃんに歌っていただきました。
このカミングアウト、実際はとても勇気がいることなんです。

いろんな方にこの曲を聞いていただいて、統合失調症のことについて知っていただきたいと思います。
そのために今回は、僕が今まで培ってきたものをすべて出し切ったと思います。全力で作りました。
ぜひ皆さん、コメント、そして拡散等々よろしくお願いします。

「君」が本当に理解してくれたら、「僕」も生きていけるよ。

――統合失調症とは――
統合失調症は、幻覚や被害妄想が主な症状の精神疾患です。
また、100人に1人が発症するというとても多い病気にもかかわらず、
社会的にまだまだ正しく認知、理解されていないというのが現状です。

閲覧数:318

投稿日:2018/02/24 23:42:14

文字数:1,076文字

カテゴリ:歌詞

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