うすべに色の空
君の頬を伝う涙の跡
きつく閉じた
淡い色の唇

銀色の海
すすきが騒ぐ
君の頬を撫でる秋風

君がもし泣きたい日は
僕がほらそばにいるよ
楽しい日も悔しい日も
君のそばで歩いてるよ
　

涙拭った頬
ふたつ並び歩くかげぼうし
落ち穂に舞うコハクチョウ
そっと伸ばした手

気まぐれな時代の風に
惑わされ悩む日々も
まっすぐ明日を追いかけて（い）る
ブレずに前を見つめている

君がもし泣きたい日は
僕がほらそばにいるよ
楽しい日も悔しい日も
君のそばで歩いてるよ

あかね雲　空に描く
君の夢　ふたりの夢
手を取り合い　歩んでいこう
ふたり年を重ねていこう