Ａ１
発狂しそうなのはこの街の夏のあまりの暑さの所為だ
誰も彼もが苛立たしげに隣の奴の汗を見てる

Ａ２
沸騰しそうな頭ん中でふと思い出した前世のこと
かつて私はあなたの一部であなたの全部が私だった

(痛い・悲鳴・犠牲・擬態)
(肥大・理性・犠牲・擬態)
(痛い・奇声・犠牲・擬態)
(屍体・寄生・犠牲・擬態)

Ｂ１
そもそもなんで正体なんか隠してんだっけ
いや私の存在理由はなんだったっけ

Ｃ１
気が遠くなるほど繰り返して
またわからなくなるのだろう
だったら今証明してみせるよ

サビ１
ああ何にでもなれるように
空になって　吸い尽くして
原形すらなくなっちゃうまで
見届けてよ
もうどうにでもしていいよ
乗っ取って　操作して
全部全て私の所為にして
一つになるまで


Ａ３
窒息しそうになりながら同化していく様を見ていた
あの子は君であいつは私　みんなせーので自我形成(アイデンティティ)

(痛い・辛い・犠牲・擬態)
(慈愛・罵声・犠牲・擬態)
(眩暈・遺命・犠牲・擬態)
(肢体・奇形・犠牲・擬態)

Ｂ２
大体私は一人ぼっちじゃ生きられないの
あら奇遇ねあたしもよ　お互い様ね

Ｃ２
次も引き裂かれて　粉々に
砕け散ってしまうのだろう
それでもすぐ見つけ出してあげるよ

サビ２
ああ何もかも見えぬように
遮って　眼を覆って
跡形もなく消えちゃうまで
ここにいてよ
もうどうなっちゃってもいいよ
則って　奪取して
世界ごとあなたの好きにして
終わりが来るまで

Ｄ１
もうどうにでもしていいよ…
もうどうなっちゃってもいいよ
愛しててよ

サビ３
ああ何にでもなれるように
空になって　吸い尽くして
原形すらなくなっちゃうまで
見届けてよ
もうどうにでもしていいよ
乗っ取って　操作して
全部全て私の所為にして
一つになるまで