深層の花
落ちゆく意識の底へ
傷ついた葉根(はね)畳んで
背中を丸め
灯り消したの
涙隠すため
街彩るネオン達が
色めいてる
華やかなあの花には
きっと敵わない
渇いた心を 抱え眠る夜に
求める温もりは あなたの腕の中にあった
枯れそうな花 項垂れた(うなだれた)葉先が
求める潤いは あなたの手のひらから零れ落ちた
戻らない過去 畳んで
胸に閉まった
灯り消したの
二人の関係
街彩るネオン達に
惑わされて
蝶になり飛んで行ったの
きっと戻らない
別れを
言い出せぬまま ずっと未練 憂い(うれい)
求めてしまうのは きっとまだ愛しているから
枯れそうな花 項垂れた(うなだれた)葉先が
求める潤いは あなたの手から零れた
深い深い底の底で
萎れた(しおれた)花は眠り待つ
傷ついた葉根(はね)が
誰かの手に
包まれるまで
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以下ひらがな書き出し
おちゆく いしきのそこへ
きずついた はね たたんで
せなかお まるめ
あかりけしたの
なみだ かくすため
まち いろどる ねおんたちが
いろめいてる
はなやかな あのはなにわ
きいとかなわない
かわいたこころを かかえねむるよるに
もとめるぬくもりわ あなたのうでのなかにああた
かれそおなはな うなだれた はさきが
もとめる うるおいわ あなたの てのひらから こぼれおちた
もどらない かこ たたんで
むねにとじた
あかりけしたの
ふたりのかんけい
まち いろどる ねおんたちに
まどわされて
ちょうになり とんでいいたの
きいともどらない
わかれお
いいだせぬまま ずうと みれん うれい
もとめてしまうのわ きいとまだあいしているから
かれそおなはな うなだれた はさきが
もとめるうるおいわ あなたのてからこぼれた
ふかい ふかい そこの そこで
しおれた はなわ ねむり まつ
きずついた はねが
だれかのてに
つつまれるまで
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