光も届かない
暗闇へと生まれ生きて

誰を恨むでも憎むでもなくて
ただ一途に空に憧れて

どれだけの時間が過ぎたのか
もう分からない
それでも諦めはしない
知っているから
目覚めるべき時だと

啼いて啼いても足りはしない
抗えない限られた命
後悔なんかに時を奪われたくはないと
ただ啼き啼き続けては響き合う誰かを探して
ただその為に生まれてきたのでしょう

空へ飛び出し
ただ願ったのは続く未来

誰に習うでも教えられもせず
その背中の羽を広げだす

どれだけの時間が残されて
いるのだろうか
それでも絶望はしない
知っているから
自らの生まれたその理由(わけ)を

空が青いと初めて知った
壊れそうな薄羽(うすばね)の光
悲しみなんかでその身を重くはしないでいて
ただ求め求め続けては力尽きて斃れゆく運命(さだめ)
夏の終りとともに去るのでしょう

啼いて啼いても足りはしない
抗えない限られた命
後悔なんかに時を奪われたくはないと
ただ啼き啼き続けては響き合う誰かを探して
ただその為に生まれ散るのでしょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

薄羽の光

閲覧数:146

投稿日:2014/09/15 21:57:36

文字数:455文字

カテゴリ:歌詞

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