『君は今幸せですか？』
綺麗な瞳の君は問う
僕は困ってまず「ごめん」と言った
君をがっかりさせてしまう
君の未来は廃れているのだと

少し前の僕なら言うだろう
“不幸だよ”
でも光はあったんだ
「今僕は不幸ではないよ」


「君はつまづくよ
やめようと思う
でもこうやって僕が生きているのは
僕のそばに大切な人がいたからだ
大丈夫 君の未来は暗いけど
いつか必ず光の中へ連れ出してもらえる」



「君は今幸せですか」と
未来の自分に僕は問う
君は笑ってまず『そうね』と言った
君は優しく教えてくれる
『君の未来は暗くはない』のだと

ネガティブな僕が言うんだ
“気休めだ”
でも光を信じたい
僕は幸せになれるのだと


『君はつまづくよ
もう嫌だ と思う
でもこうやって僕が生きているのは
君が少し強くなることができたからだ
大丈夫 君の未来は暗くないさ
いつか必ず光の中へ歩いていける』



僕はつまづいた
やめようとも思った
でもこうやって僕が生きていれるのは
“強くなれ”と大切な人が言うからだ
もしかすると僕も幸せかもしれない
今僕は光を見ている
大切な人と